○フラッグシップモデルであるヘラクレスが完成をした次の瞬間から、菊元は欲が出てきた。こんなに軽く楽に扱えるのならば、ロングレングス化してみたら、もっと可能性が拡がるのではないか？使いこなせるのであれば、ロッドは長いほうがより対応力は高まり、もっとロングキャストが決まる。フッキングの振幅が多く取れ、打点が高く出来るため、よりアワセが決まり、ヘビーカバーから瞬時にバスを引きずり出すことが可能となります。また、キャストの軌道修正やメンディングあるいは、タイトなトレースもロッドが長い分だけ容易となる反面、重くなったり、アキュラシーキャストに技術を要するデメリットもあることもまた事実。しかし、4軸ヘラクレスクロス製法の確立により、そんな心配は杞憂に終わることとなるヘラクレスロングレングスバージョン“ヘラクレス7”。ジグ＆ワーミングスペシャルにしてロングキャストヘビーバーサタイル。凄いロッドに仕上がった。